こがねいカイロプラクティック

  • 腰痛は人間の宿命??

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     人間は直立二足歩行への過程で上半身を支える為に骨盤が幅広く進化しその上に背骨が直立で乗っかるという姿勢になりました。
     積み木が積まれているように静止していれば良いのですが、さまざまな姿勢や動きの中でバランスをとる為に上半身の体重を受ける腰回りは大きな負荷がかかります。
    したがって人間にとって腰痛とは必然的に起こりやすい問題とも言えます。

●腰痛の原因は悪い生活姿勢と生活習慣

 人間が直立するにあたり、最も体の負担にならない姿勢というのは、下の絵で示した左のの姿勢です。腰椎が軽い前カーブ胸椎は緩やかな後ろへのカーブ頚椎は根本から緩やか前カーブを描きます。この状態で体は積み木に載るような感じでむだな力を必要とせずに立つことが出来、腰への負担もかからない姿勢です。この背骨のアライメントを「生理的S字の湾曲」と言います。

 ところが悪い生活姿勢の習慣により、この「生理的S字の湾曲」が崩れると腰への負担も増して「腰痛」を招いてしまいます。

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 上記の①に対して②~③は腰への負担が大きい姿勢です。それぞれについて説明すると、

 ②は典型的な猫背の姿勢ですが、丸い背中に対して腰椎の前へのカーブがきつ過ぎです。この状態だと腰

  部の筋肉が緊張して短縮し、腰椎の関節にも負担がかかって腰痛の原因となります。

 ③は逆に背骨が平たん過ぎます。この状態だと腰の筋肉は体が前に崩れないように絶えず緊張をしいられ、

  椎間板の後方への圧迫も起こりやすくなります。ぎっくり腰なども起こりやすい姿勢です。

 ④はお腹が前に出た反り腰の猫背姿勢ですが股関節が前方に移動している為、骨盤が後ろに傾いている影

  響で腰の前カーブは意外と少ない状態で、腰椎下部の局所的な関節のつまりや椎間板の圧迫が起こりや

  い姿勢です。

●悪い姿勢の持続が腰に負担をかけて腰痛を起こす。

 人間の体はある一定姿勢を続けてとっているとその形を覚えていきます。

 例えば、デスクワークで一日中座っている人であれば、下の絵の左側ののように、しっかりと立てた骨盤の上に体が真っすぐ立っていれば、「生理的S字の湾曲」も維持され、腰への負担も軽度ですが、②や③のような腰が丸まり骨盤の歪みや後方への傾きを促す座り方をしていれば、体や腰への負担が増す姿勢を体が覚えていき、その悪い座り方自体も腰回りの筋肉、靭帯、関節、椎間板などへの負担になり、腰椎のすべり・分離・椎間板の問題・神経への狭窄なども招きやすくし、腰痛やぎっくり腰だけでなく、時に坐骨神経や大腿神経などの問題なども引き起こします。

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 腰に負担を招く姿勢は上記のような椅子の座り方だけではありません。

 他にも・・・

  ・ハイヒールを履いた立ち仕事

  ・前傾姿勢での作業

  ・車の運転

  ・妊娠中や出産後の育児

  ・家事

  ・介護

  ・保育

  ・荷物の持ち運び

  ・スポーツや音楽

  ・椅子が無い床に座る生活

 などなど・・・

 さまざまな状況が腰に負担となり、それが続くことで腰痛という症状で表れてきます。

小金井市・武蔵小金井の整体こがねいカイロプラクティックの腰痛施術の考え方

  • 腰痛の施術は姿勢と体の構造と機能を分析しながら進めていきます。

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     腰痛の根本原因の多くは悪い姿勢からくる、体重を支える腰部に対する過度な負担の持続や繰り返しです。
     その負担により腰部の筋肉、靭帯、関節、椎間板、そこから出る神経に対する悪い干渉により腰痛は発生します。
     したがってより効率的な改善を目指す場合。施術するにあたって注目することは大きく2点あります。一つは腰への負担を減らす為に体全体の姿勢を改善していく方向の動きをつけていくこと。もう一つは、痛い腰部そのもに対して、適切なアプローチをしていくことです。
     要するに、腰が痛いといってもいろいろなタイプがあります。例えばその一つに、機能性障害というのがあります。これはわかりやすく言うと、腰を反るのが固い人が腰を反らせると痛みが出るというケースです。この場合は仮に痛みが出るとしても腰を反る方向に動かす方が改善に向かいます。しかし、関節の局所的ストレスで起こる腰痛は、痛みの方向に動かしてしまうと、良い結果は得られません。また椎間板の問題による腰痛では体を動かした方向に対しての痛みの出方の変化や神経機能の変化を見極めて、施術の方向性決めていく必要があります。
     要するに大切なのは、カウンセリングと検査でどういうタイプの腰痛なのかを見極めて施術していくことだと考えています。
     そのうえで、腰痛の根本原因である生活姿勢についての指導や姿勢維持の為のコツや工夫、またケースによっては改善に向けたエクササイズの指導などをおこなっていくことで根本的な腰痛のの改善を目指します。  

座っている時の腰の痛み 40歳 男性 デスクワーク 

--症状--
「元々は営業の外回りだったが、2年程前にほとんど内勤のデスクワークに変わってから腰が痛むことが多くなってきた。」
「座って仕事をしていると痛くなる。会議室での会議があるとすぐに痛くなってくるので、椅子が問題かもしれない。胡座をかいて座るのもやはり痛くなる。」
「歩いたり立ったりしている時は大丈夫。」
「臀部や脚への痛みは感じない。」
「営業をやっていたころは重い荷物をかかえていたせいか肩こり感が強かった。」
「近所の整体にいったが、その場しのぎの感は否めないのでこちらにうかがった」

--検査--
姿勢
首から背中の上部の丸みが強いクレーネックで首猫背。、背中の中部から腰は平らで腰の前へのカーブが少ない。身体の歪みはそれほどでもない。
座った姿勢では腰の丸みが強くなる。
筋の緊張や痛み
首から肩にかけての筋肉の張りが強い。背中の下部から腰にかけての筋肉の張りが強く圧痛があり背中の下部の押圧でも腰に放散痛。
可動と痛みや違和感
可動による腰の痛みや違和感はないが、腰の伸展の可動範囲が少ない。首を伸展(上を向く)した時のに首の後ろに痛みがある。
>筋力テスト
神経学上の筋力弱化はない。
神経学テスト
知覚や反射は上肢、下肢ともに問題なし。
整形学テスト
問題なし。
カイロプラクティックテスト
頚椎 C6,C7の伸展制限
胸椎 T1・T2伸展制限 
腰椎 L1・L2伸展制限
骨盤 右後下方変位 左後上方変位

--分析--
営業で動きのある仕事をしている時は問題なかったが、デスクワークになってから痛みが出てきたということで、腰を丸めて座っている姿勢に問題があることは予想される。
元々腰の前カーブがあまりないが、前へのカーブがないと回りの筋肉が緊張を持続させてしまうようになるので、これが続くと老廃物が溜まりやすくなり、他部位への疼痛を誘発するいわゆるトリガーポイントが形成されてしまう。
座り姿勢で痛むというのは椎間板ヘルニアなども可能性としてはあるが、筋力テスト、神経学的テスト、整形学的テストなどによる神経症状の徴候はないのでやはり悪い坐位姿勢によるトリガーポイントの活性による腰痛の可能性が高い。
できるだけ、腰椎の前弯を促す動きをつけることであるが、腰部の前弯の形成は首からのアライメントの問題もかかわっているので、全体的に見て正常なS字の弯曲の形成が必要である。
座っている時の痛みなので、座り姿勢の指導と腰椎と頚椎の適正な前弯形成の運動も行う。その上で腰部の筋肉の緊張を緩和さつつトリガーポイントを除去することが必要である。
最初は週一回ぐらいの通院をすすめる。

--施術と経過--
緊張のが強い首と腰部を中心にした筋肉の緩和操作を筋膜リリースとともに行う。
ブロックを使用した骨盤の調整。腰椎から胸椎の下部までは前弯の動きを付ける為に伸展方向の動きを促すように調整。頚部も胸椎上部から頚椎下部までを前弯の動きを促す調整をおこなう。
姿勢については特に坐位の正しい座り方を指導し、できれば会議の場合もバスタオルを折りたたんだものを持っていって背もたれに当てて腰部の前弯が作れるように指導。
2回目の来院時には「確かにちゃんと座っていると痛くない」という自覚がみえてきたので、座り方を徹底させてもらいつつ、腰部と頚部の前弯形成の為の運動を指導。
3回目の来院時では、逆に腰を反らせると少しじわっと痛むとの訴え、ただし、これは元々腰部の伸展可動性が固い為に出てくる痛みなので座っている時の痛みが出ていなければ、腰の伸展運動は続けるように指導。
4回目の来院時には腰を反らせた時の痛みもなくなった。「まだ環境的にちゃんとした椅子に座れなくて姿勢が乱れた状態でやや痛むことはあるが、前ほどではない。」「肩こり感もそれほど感じなくなった」とのこと。
5回目の来院時には、トリガーポイントの放散痛も出なくなっていたので、その後は通院間隔を開けて少し通院間隔をあけながら、メンテナンスをすすめる

腰痛でお悩みの方はぜひご連絡を TEL042-304-9850