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5月12日 やっぱりウォーキングのススメ

新緑が爽やかな一年通しても最も過ごしやすい好季節、この時期は身体の為・健康の為にも運動を始めるには良い時期かと思います。
 来院されている方からも「運動といってもなにをすれば良いの?」という質問を良く受けますが、脚の疾患などで歩くことに問題がある方でなければ「ウォーキング」をおススメします。

 ゴールデンウィークの人出をみても、人々の活動意欲はすっかりコロナ前に戻った感じですね。思うにコロナを境に自粛や在宅の影響で体重が増えたという来院者さんがだいぶいらっしゃったように思います。そろそろ体や心の健康の為にも街中を歩いて運動不足やストレスを解消しましょう。
 ウォーキングを習慣づけると血液循環が促されることで疲労性の軽い「肩こり」や「腰痛」はかなり解消されますが、他にも以下の様な効果が期待できます。
 
・循環器系成人病の予防
 心臓をより活発に動かすことにより、血管自体も働きが良くなり、循環器系が活性化して血圧が下がり、循環器系の成人病予防の効果が期待できます。
・血中コレステロール値や中性脂肪などの脂質異常症の改善
 コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)がありますが、相対的に悪玉コレステロールが増えたり中性脂肪が増えると動脈硬化が促進され心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。ウォーキングなどの有酸素運動は、中性脂肪を減少させ、善玉コレステロールを増やす効果により、動脈硬化の予防になります。
・糖尿病の予防
 ウォーキングを行うことで、血液中のブドウ糖が消費されることで、血糖値は下がります。時間の無い方でも朝・昼・晩の食後に10分のウォーキングを行うだけでも糖尿病の発症リスクを減らすことができます。
・骨を丈夫にする
 歩くことで骨に縦振動の負荷がかかります。そのことで、骨に含まれているカルシウムが減るのを防ぐことができ、骨粗鬆症の予防になります。
・ストレス解消
 歩くことで、脳の中にセロトニンという精神安定物質が分泌され、心のリラックス効果も得られます。
・脳の活性化
 歩くことで、脳への酸素供給が増えるとともに、手足を相互に動かすウォーキングは、脳への大きな刺激となって、脳の働きを活性化させます。
・ダイエット効果
 歩くことで血中の糖をエネルギーとして使いきると、筋肉や肝臓のグリコーゲンが消費され、最後に肥満の原因である脂肪をエネルギーとして使うことでダイエット効果が期待できます。(脂肪燃焼の効果は歩き始めてから15分以上からなので30分ぐらいのウォーキングを継続する必要があります。)
 
 さらにむくみの解消やホルモン分泌を促し、新陳代謝を良くし、皮脂分泌も促すことで乾燥を防ぎ、美容の効果も期待できます。

 またウォーキングで深部体温を上げることは免疫力を上げることにもつながりますので今の時期にウィルスに対抗するためにもおススメです(あまり疲れすぎない程度にすることが大事です)  
 武蔵小金井の界隈は小金井公園や武蔵野公園・野川・玉川上水など周囲に緑や自然も多く、中央線を挟んで平坦な住宅地が並ぶ北側、はけの崖線で形成される坂道の多い南側とがあり、体調や気分に合わせてさまざまな歩くコースを飽きることなく選べますので、ぜひ始めましょう。
 今も通勤している方で時間の無い方であれば普段の通勤経路から一駅前で降りて歩く習慣をつけると良いですよ。
 
 ただし、ウォーキングを行う際には、自分の体力やその日のコンディションに合わせてマイペースで、体調の悪い時や天候が悪い場合は無理をして行わないように、一万歩にこだわる必要もありません。また脱水症状に注意して水分補給を忘れないようにして行いましょう。

ちなみに、膝・股関節・足・腰が歩いていることで痛くなる方はぜひ当院へいらしてください。治療とともに、歩き方のアドバイスで痛みなく歩ける様になる方も少なくありません。

Posted by 塩谷直樹