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11月17日 読書の秋とは言っても本よりもスマホでしょうか・・・うつむき姿勢の首への負担

秋深し・・・小金井界隈の紅葉もあと1~2週間で見頃でしょうか。読書の秋とは良く言われますが、最近は電車乗っていても本よりスマホをみている人の方が圧倒的に多いです。どちらにせよ大抵の人はうつむき姿勢です。このうつむき姿勢を最近は「スマホ首」とも言います。この姿勢は首に大きな負担となって「肩こり」「首の痛み」「しびれ」を誘発させてしまいます。

読書やスマホの姿勢と肩こり首こり
 従来、読書など文を読む時のうつ向く姿勢により頚椎がストレートネックになってしまう首の状態について「テキストネック」と言われていましたが、スマホの普及により最近では「スマホ首」と言う方が一般的かもしれませんね。
 スマホも読書も同様ですが、長い時間続けていると、どうしても首を前にうなだれてうつむきっぱなしになってしまいます。頭の重さは4kg~6kgでペットボトル2本分以上あります。頭を前にして首をうつむいている姿勢は首が前へ傾けば傾くほど首にかかる重量は増してしまい、これを長時間を行っていると、当然首肩の筋肉の負担になり、首や肩こり痛みなどの原因になります。
 さらに椎間板への後方への圧力が増してしまいますので、頚椎の椎間板ヘルニアなども誘発しやすい姿勢で、こうなると腕~手への痛みやしびれでてきたりします。
 スマホについては最近はスマホ症候群といった呼び名まであらわれており、首こり肩こりや眼精疲労の問題だけでなく、頭痛・めまい・吐き気や不眠などいろいろな体の不調につながるということで問題になったりしています。
 
 スマホが原因の首肩の症状をなんとかしようとカイロプラクティックや整体を受ける方も多いと思いますが、その場限りでない根本的な改善の為には日常の姿勢や動作に気をつけることも必要です。
 
 スマホも読書も同様ですができるだけ頭を立ててうつむかない姿勢を心がけることが大事です。もし、うつむきっぱなしであることに気が付いたら頭を起こすようにしてください。(うつむきっぱなしであることに気付くことが大切です。)
 電車などで座っている時は膝上においた荷物がある程度大きければその上に肘先をのせたり、反対の手で肘を支えてできるだけ片手で操作するようにして頭を起こして見れるように工夫してみて下さい。
 あとは長時間はやらないというのも大事ですね。
 
 スマホや読書で肩こり首こり痛みやしびれの方はぜひ当院へいらしてください。
 
 

Posted by 塩谷直樹